読んで面白かったマンガのメモ。Novel Soundsという音楽レーベルを主宰しています。たまにマンガのこと以外。
砂漠の野球部

1995〜97年の作品。全11巻。
作:コージィ城倉
野球漫画。熱血スポ魂。ギャグ要素もあり。エンターテイメント。

『俺はキャプテン』のレビューで、
「過去を踏襲して、その上に新しいものを築いている」と書いたが、
最終巻で、作者がそういう意味の事を書いていた。
この作者とは価値観が似ている気がする。

そういう意味で、絵的に、ちばてつやさん、永井豪さん、手塚治虫さんの影響が見られる。

しかし、パンク。実験的。
11巻まで続いているのに、飽きさせない。
良い意味で、絵柄やコマ割りなんかが、話の区切りで、ころころ変わる。
読者に生じさせたい感情に合わせて、演出を変えてある。
例えば、11巻、最終話に向けて最後の試合は、漫画が「黒い」。
その演出のおかげで、最終話に向けて気持ちが盛り上がれる。

なお、盛り上げるだけ盛り上げて真面目に最終話を完結させた後に、
隠しトラック的に、その後の話がギャグで載ってたりとか、そういうのも良い。

古本屋で見かけたら、全巻買いしましょう。
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