読んで面白かったマンガのメモ。Novel Soundsという音楽レーベルを主宰しています。たまにマンガのこと以外。
瑠璃の方舟

作画:海埜ゆうこ 原作:夢枕獏 (写真は1巻、08年1月刊。以下続刊。)

海埜ゆうこさんは美しい丁寧な絵を描くなぁ。

70年代が舞台ですが、
「文化の育ちやすさ」という観点からは良い時代だったのかな、と思います。
(それ以外の部分での良し悪しは置いといて)

こういう話の多くは、東京限定だと思うのですが、
東京と地方では全く事情が異なります。
例えば、僕は地方在住ですが、今の時代であっても、
共通言語で会話できる友達が近い距離に全くおらず、孤独な日々です。
マンガにしても音楽にしても嗜好が他人と違い過ぎるのです。
そういう境遇ですので、このマンガを読んで、
近くに仲間のいる環境で頑張っているストーリーを美しく思うと同時に、
その時代の地方の作家の悲惨な境遇を想像して切なくなってしまいました。
ネットの出現には感謝しています。
僕はずっと誰にも肯定されずに生きてきたのですが、
ネットで作品を良いといってくださるリスナーさんに出会うことができたのですから。
その人達のためにこれからも作品を作り続けていこうと思います。

話がそれてしまいました。
(が、このマンガを読んでそのような感情が派生したので、メモしました。)

内容ですが、悪い意味でなく、中二病の香りのする青春という感じです。
中二病とかイタイとかって、青春だと思うんですが。僕は。
歳をとってそういう人は迷惑だと思いますが、若いならいいんじゃないかなぁ。
70年代の青春とはまさにそんな感じだったと思うので、
それがちゃんとストーリーにでていると思います。

話は変わりますが、
海埜ゆうこさんの『誰かに必要とされたいのに、その誰かはキミじゃない』は、
名作なので絶対読みましょう。もっと評価されていいと思う。
海埜ゆうこさんの完全オリジナルの新作が読みたいなぁ。

瑠璃の方舟
海埜ゆうこ official site
夢枕漠 official site

誰かに必要とされたいのに、その誰かはキミじゃない



蛇足ですが、補足。

友達がここを読んでて、僕が「友達が全くいない」と書くと彼らに悪いから。

片道1〜2時間くらいの距離なら、音楽に関しては数人の友達がいます。
マンガは萌え方面に限っては、近い距離に友人が1人いるので救われています。
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