
作:田邊剛 構成:武田裕明(全2巻。写真は2巻、07年12月刊。)
原作:真景累ヶ淵(三遊亭円遊)
怪談時代劇。
時代背景をちゃんと落としこんであるのは評価できる。
特に、しゃべり言葉の文体や、人物の動作のひとつひとつが、美しい。
素晴らしい作品。
「侍」や「江戸っ子」などを表面だけのイメージでカッコイイとする風潮がありますが、
この作品にはちゃんと人間臭さやカッコ悪さがあっていいですね。
ホラーでは今、日本一と言っていいかもしれない。
怖さがじっとりとクる。
この作家さんは、ホラー以外、
例えばアクションなんか描かれても、一流の作品を作られると思います。
「ホラー漫画家」と括られて活動が制限されないように、
例えば、『ヘウレーカ』(岩明均)のような、海外の戦国時代劇モノとか描いて欲しいなぁ。
その中にホラーを同居させることは可能だと思うし。
『累』はひとまず完結のようです。
続編、あるいは次回作が発表されるのが、楽しみだ!!
累 (Amazon)
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