artist: speaker gain teardrop
title: particl protocol
7月5日発売 / 2300円税込
Amazon
nobleレーベルさんのご好意でnoble所属のkashiwa daisukeさんに
remix、マスタリングで参加いただきました。どうもありがとうございました。
http://kashiwadaisuke.com http://www.noble-label.net
初回限定で、speaker gain teardrop (Gu.)のホリベのソロプロジェクト、stabiloの1st mini album(非売品)が付いてきます。Amazonなどのネットで購入しても付いてきますよ。
すごい新人!今後に期待できる!!
(といっても2000年にアフタヌーンに掲載されているので、
新人というのは失礼かもしれません。)
今週のビッグコミックスピリッツに読み切りが掲載された。
次は8月15日発売のビッグコミックスピリッツCasualに作品が載るらしい。チェックせねば。
絵的に、ひぐちアサさんと近い気がする。
興味ある人はビッグコミックスピリッツを購入して読みましょう。
アンケートも出そう!
元町夏央 official site

少女漫画。恋愛モノ。
作:ジョージ朝倉
ここに来て、進化した感じ。
顔の描き方の手法に新しさを感じる。
はかなさをうまく表現している。
「表情」に独特の美意識がある気がする。
ジョージ朝倉 official site

作:うえやまとち
グルメ漫画。人情物語。
ついに93巻。もうすぐ100巻ですね。すごい!
他にも長く続いている漫画は多くありますが、
大抵は作者の一人よがりになり、グタグタした内容になってしまったものが多いですが、
この漫画は違うと思います。
これはひとえに、「キャラへの愛」でしょうね。
作者の、登場人物一人一人への愛が伝わってきます。
漫画の中でキャラが「活きて」いるんです。
美しいよね。
そして、子供にも安心して読める内容になってる。モラルがある。
「一般に広く読まれている漫画」を描いている自覚が作者にあるのでしょうね。
あと、料理の絵に対して、誠実。これは美しい。
料理の絵に対して誠実という一点においては『美味しんぼ』(原作:雁屋哲、漫画:花咲アキラ)も評価できるのですが。
良い意味で「漫画」。良い意味でご都合主義。
でも、それが『クッキングパパ』なんだよなぁ。
『鈴木先生』(武富健治)が今話題ですが、
同じテクスチャーを味わいたいのであれば、
僕はそれより『クッキングパパ』を断然お薦めしますね。

作:古林海月
ギャグ漫画。萌え要素もあり。
笑いのセンスがズバ抜けている。
クオリティがめちゃくちゃ高い。
一段上のセンス。
『米吐き娘 大吟醸』となっているが、実質『米吐き娘』の2巻。
『米吐き娘』の1巻を読んでからの方がより楽しめるので、そうしましょう。
古林海月 official site

作:岩原裕二
うまいです。
萌えの要素がこれでもか!と言うぐらい詰まっているのに、それが嫌らしくない。自然。
漫画となじんでいる。
売れるために、あざとく萌えを盛り込んだ漫画とはちょっと違う。
これは、主幹が萌えかそうじゃないかの違いかもしれない。
萌えはあくまで物語を装飾するひとつのテクスチャーとしてあるべきで、
それに頼るべきものではないと思います。
質感がアニメ的なのだけど、それをちゃんと漫画に昇華させている点も評価できる。
絵的に、竹谷州史さんや福島聡さんと近いカラーを感じる。
あと、ストーリーの展開に、万人が受け入れやすいポピュラーさがある。
良い意味で漫画っぽい。荒木飛呂彦さんの『JOJOの奇妙な冒険』的な面白さがある。
良い漫画です。

作:押切蓮介
ギャグ漫画。萌え漫画。テーマはホラー。
オリジナリティ、唯一性がすごくある。
毎回読み切りで、常に新しくクオリティが高いというのはすごい。
もう10巻になるというのに、よくネタがつきないなー。すごい。
押切蓮介 official site

「古谷実」にのみ、描くことを許される漫画だと思う。
つまり、『稲中卓球部』で「売上実績」の結果を出したから、許されているという意味。
青林工藝舎以外の出版社には、おそらく、暗黙の了解で「物語はハッピーエンドでないといけない」というような「決まり」がある気がする。
(この作品がハッピーエンドでないという意味ではないです。)
これは、「いい人」を描いた漫画だと思う。
面白いし、新しい。
古屋実さんは本当に唯一性を持った作家だ。
幸せってこういう事だ、と言っている気がする。
そして、その人生感に僕はすごく共感できる。この主人公のようでありたい。
美しい。
映画の長回しのカットのような、淡々と流れる時間も、綺麗だ。
古屋実さんは、数少ない、ちゃんと表情のかける漫画家だと思う。
そういう存在としても、先駆けなのではないだろうか。
他に挙げるなら、真鍋昌平さん、花沢健吾さんが、今、ちゃんと表情のかける漫画家だと思う。
うまい漫画家は、漫画が「見開き2P」で構成されている利点をすごく活かしているが、
そういう部分もうまい。
あと、他に、
女性の愛って、ほんと美しいなー、と思った。
美しすぎるゆえに、残酷。
この世で最も美しいものは、女性の愛だと僕は思います。
そういう所も良かった。

コミックビームに所属する作家さんのコンピレーション。ノンジャンル。
無名作家の作品がたくさん載っている。
こういう本を出版するという行為自体が評価できます。
もっとやって欲しい。他の出版社にも。
収録作家:
岩原裕二
三部けい
福島聡+小出和彦
竹谷州史
佐々木一浩+須田剛一
タイム涼介
長澤真
久慈光久
鈴木健也
中島あつき
宮田鉱次
松本レオ
亜來正雪
新居美智代
深見真+うなじ
金平守人
僕が読んで面白かった作品の作家は、
1番が、鈴木健也 この人はすごい
ここに収録されていない作品も読んだことあるけど、すごく面白い作品を描く。
長澤真
佐々木一浩+須田剛一
竹谷州史
タイム涼介
中島あつき
福島聡+小出和彦
(目次順)
とにかく、この短編集は良いので、買いましょう。

1995〜97年の作品。全11巻。
作:コージィ城倉
野球漫画。熱血スポ魂。ギャグ要素もあり。エンターテイメント。
『俺はキャプテン』のレビューで、
「過去を踏襲して、その上に新しいものを築いている」と書いたが、
最終巻で、作者がそういう意味の事を書いていた。
この作者とは価値観が似ている気がする。
そういう意味で、絵的に、ちばてつやさん、永井豪さん、手塚治虫さんの影響が見られる。
しかし、パンク。実験的。
11巻まで続いているのに、飽きさせない。
良い意味で、絵柄やコマ割りなんかが、話の区切りで、ころころ変わる。
読者に生じさせたい感情に合わせて、演出を変えてある。
例えば、11巻、最終話に向けて最後の試合は、漫画が「黒い」。
その演出のおかげで、最終話に向けて気持ちが盛り上がれる。
なお、盛り上げるだけ盛り上げて真面目に最終話を完結させた後に、
隠しトラック的に、その後の話がギャグで載ってたりとか、そういうのも良い。
古本屋で見かけたら、全巻買いしましょう。

アンソロジー。つまり、Various Artist。
「ホラー」をコンセプトに作品を集めてある。
全て単行本未収録作品。
参加作家:
秋山亜由子
五十嵐大介
伊藤三巳華
大田垣晴子
押切蓮介
高橋葉介
中山昌亮
波津彬子
花輪和一
魔夜峰央
諸星大二郎
僕が読んで面白かったのは、
五十嵐大介
押切蓮介
花輪和一
諸星大二郎
こういうコンピレーション的な漫画はどんどん出ればいいと思う。
特に、
『コミックビームFellows』とか、
『ビッグコミックスピリッツ漫戦』とか、
そういうのは評価できる。
もっと新人の作品発表の場がたくさんできるべきだ。
あと、値段が手頃なのも良い。
このくらいのボリュームの本だと、2000円近くするものが多く、
値段のせいで買うのを控えてしまう時があるのだけど、
これは1000円でお釣りが来る。
この点も評価したい。
監督・脚本・主演:松本人志
笑える、とか、つまらん、とかいう前評判を聞いていながら、観に行ったのだが、
僕は泣けた。
これは「笑い」とはちょっと違うと思う。
言うならば「おかしみ」ではないだろうか?
一生懸命に生きる人の姿は、客観的に見れば、みな、おかしい(滑稽な)ものだと思う。
馬鹿にしているわけではなく、本当のことだ。
懸命であり、懸命であるがゆえに滑稽であるからこそ、僕達にはユーモアが必要なんじゃないだろうか?
向き合い、辛くなるのではなく、一歩離れた所から自分自身を笑い飛ばせるような。
なので、この映画も、真面目に真っ向から受け取るのではなく、
一流のユーモアとして一歩離れて受け取る距離感が、受け取り手に必要だと思います。
真面目な人がみるとそのままに受け取ってしまいそうなので。
物語最後にコントを持ってきたのは実験的、かつ、松本人志さんの立ち位置の明確な主張ととれますが、
その中に、赤ちゃんを蹴飛ばすシーンがあります。
これは、個人的には、やはり観ていて辛いものがあったのですが、
この真意は、おそらく、いわゆるアメリカンジョークやブラックユーモアへの批判だと思います。
そして、「コント」の中でのギャグなので、ギリギリ許される範囲というか、
逆説的に言えば、松本さんのモラルゆえにコントにした、と。
僕はそのように受け止めましたが、このシーンを許せない人は多くいると思います。
他、個人的な好みですが、カメラの長回しなどは、見ていて美しくて好きです。
空気が映されている、というかね。
ここらへん、漫才やコントにも通じる部分があるのかもしれません。
ところで、カンヌ映画祭であまり評価されなかったと聞きますが、当たり前です。
日本人の一般的な生活習慣や文化、感覚がわかってないと理解できません。
ここらへん、漫画も同じだと思います。
ワールドワイドなポピュラーさが、わかりやすく表現された漫画以外、
日本人にしかちゃんと伝わりません。
そして、最も評価できるのは、
それらを内包した上で、エンターテイメント映画として成立している所です。
ギャグとしての「笑い」も随所に散りばめられたり、工夫があります。
ジャンルに関わらず、僕が評価するものとは、
実験的であったり新しかったりしながら、それらが普遍性と自然と同居したもので、
これは、本当に実力がないと、創れません。
今から15年くらい前かな。
『頭頭』という映画を観て、すごく良かった記憶があります。
これにも、悲哀に通じる「おかしみ」があったように思います。
その後、観ていないので15年くらい前の記憶ですが。
それが僕がダウンタウンという存在を知った最初でした。
さて、最後に漫画的なことを書いて〆ます。
『大日本人』に、僕の書いたようなおかしみを感じることができたならば、
「いましろたかし」さんの漫画を読まれることをお薦めします。
『初期のいましろたかし』から、まずは入ってみてください。
期待できる新人。
ビッグコミックスピリッツcasualに掲載されたデビュー作『水遊記』を読んだ時、
「この新人はクルかも」と思ったのだが、
さっそく今週のビッグコミックスピリッツに読み切りが載った。
感想としては『水遊記』の方が面白かったが、本作も十分優れている。
『高校アフロ田中』の、のりつけ雅春さんに通じるようなものを感じる。
飄々とした所とか。
ちなみに、のりつけ雅春さんは、チャールズ・ブコウスキーと町田康さんに影響を受けたらしい。
なるほど。
興味ある方はコンビニへ走りましょう。
アンケートハガキも出そう!

















