artist: speaker gain teardrop
title: particl protocol
7月5日発売 / 2300円税込
Amazon
nobleレーベルさんのご好意でnoble所属のkashiwa daisukeさんに
remix、マスタリングで参加いただきました。どうもありがとうございました。
http://kashiwadaisuke.com http://www.noble-label.net
初回限定で、speaker gain teardrop (Gu.)のホリベのソロプロジェクト、stabiloの1st mini album(非売品)が付いてきます。Amazonなどのネットで購入しても付いてきますよ。

作:秋山はる (写真は1巻、08年8月刊。以下続刊。講談社アフタヌーン)
カバーデザイン:Garowa Graphico
レズマンガ。
ガールズラブというより、レズビアンという方がしっくりくる感じ。
性描写がけっこう生々しいので、苦手な人は苦手かも。
今回は言葉が出てこないので、感想は無し。
『すずめすずなり』の時に比べて、白い印象。
あえて、前作と、手法を変えてきたのかなぁ、と思いました。
オクターヴ
秋山はる official site

作:正木秀尚 (全1巻。08年6月刊。小池書院)
連載・単行本・編集担当:太田匡人 カバーデザイン:黒木香+ベイブリッジ・スタジオ
時代劇エンターテイメント。
正木秀尚さんの作品には「匂いのエロティシズム」があるのが特徴だと思う。
『ガンダルヴァ』もそうだったし。
独特の美学を感じますね。
熱帯ぽいというか、湿度が高い。
ねっとりしてて、エロいです。
ひきずり香之介狐落し

作:藤真拓哉 (写真は4巻、08年7月刊。以下続刊。講談社マガジンSPECIAL)
原作:赤松健 監修:シャフト
『魔法先生ネギま!』(赤松健)のanother ver.。
僕の好みとしては、こちらが好き。
絵がうまいし、
全体的にカメラワークや効果のセンスが良い。今の時代性がある。
丁寧で、細かい所まで手抜きしていないのも、美しい。
モノクロなのにカラフル。
デジタルマンガはこんなに進化したのだな、と思える。
このマンガは新書版(少年マンガ、少女マンガのサイズ)ですが、
サイズがB6版(青年マンガサイズ)だったらいいのになぁ・・・
このマンガを少年マンガ単行本サイズで読むと、目がチカチカする。
というか、もったいない。こんなに労力のかかった作品なのに。
例えると、映画『千と千尋の神隠し』(宮崎駿)を小さいTVで観るようなもの。
適正サイズで出力されたら、もっと楽しめるマンガだと思います。
ネギま!?neo
藤真拓哉 official site

作:吉永龍太 (全3巻。写真は3巻、08年8月刊。講談社アフタヌーン)
ミステリー。
ハードコア、あるいはパンクロックの下地を感じる。
第11話「THE BLOODSUCKER」のタイトル絵なんか、ビリッとくる!
この巻で完結ですが、
僕は、『このマンガがすごい!2008』で、
『チノミ』を2007年1番とコメントしましたが、
最後まで拝読して思ったのは、
「やっぱりその評価で間違っていなかった」という事ですね。
めちゃくちゃクオリティ高いです。
先端あたりの作品と言って良いです。
作品から受ける印象は、
『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦)と近いですが、
絵は作風は全然ジョジョっぽくなくて、
例えば、『HELLBOY』(Mike Mignola)なんかに近いですね。
若者言葉を意図的に多用している所がすごく成功しているし、新しい。
大きい評価に値する。
また、さりげに「差別」や「狂信」の問題提起も為されている。
けど、全然嫌らしくない。
被差別を有利な武器にして利己的な主張をするようなマンガでなく、
等身大で素直なマンガ。
顔の見える感じっていうか。
逞しさや強さがあるマンガです。
名作です。
僕が過去に書いた『チノミ』のメモ1
僕が過去に書いた『チノミ』のメモ2
チノミ

作:山田芳裕 (写真は7巻、08年8月刊。以下続刊。講談社モーニング)
この巻は、ジャケがセンス良いですね。
フロントの4人の絵に、たまらない泥臭い旨味がある。
超カッコイイ!
戦国武将マンガ。
主人公は茶人でもある古田織部。
世間一般で、なぜか「サムライ」をカッコイイとする風潮がありますが、
実際は誤解です。見栄の文化がガラパゴス進化したのが侍です。
そういう侍や武士の「カッコ悪さ」、つまり、人間らしさを、
ちゃんと描いている所が、このマンガの面白さです。
あと、衣装がいちいちカッコイイ。食事のシーンも。
ちゃんとわかってる感じ。
正しく知っておく、というのは作家として大事なことですよね。
この手の、本物志向のマンガでは、他に、
累(田邊剛)
雪の峠・剣の舞(岩明均)
ヒストリエ(岩明均)
ヘウレーカ(岩明均)
あたりが、間違いないですね。
お薦めしておきます。
へうげもの
へうげもの official blog

作画:信濃川日出雄 原作:義凡
(写真は1巻、08年8月刊。以下続刊。小学館ビッグコミックスピリッツ)
連載担当:早川貴志 単行本編集責任:赤名英之
単行本編集:早川貴志 鷲野真一(銀杏社) 橋本俊輔(銀杏社)
カバーデザイン:黒木香+ベイブリッジ・スタジオ
新世代「北斗の券」。
本気すぎる。笑
真面目に受け取ることの出来る作品でもありますが、
あえて、一歩下がって、くすりと笑って迎えたい。
『北斗の券』(作画・原哲夫 原作・武論尊)だって、良い意味で笑う事も出来る作品だし。
侮蔑の笑いでないですよ。
本気なことは美しいと増井は思っています。
「狙っている」マンガには、手抜きが多いのですが、
手抜きをするどころか、むしろ労力をかけている所がアート。
本物ですね。
制限の中で、新しいことをやろうとなさっている事は感じます。
原作をちゃんと活かす作画にもなっていますね。
信濃川日出雄さんは非常に良い作家さんだと思う。
頑張っていただきたい。
ヴィルトゥス
信濃川日出雄 official site

作:志々藤からり (全1巻。08年4月刊。新書館ウンポコ)
ジャケとタイトルから、
よくある、中身スカスカのオタクエッセイマンガかと偏見の先入観を持っていたが、
読んでみたら違った。
丁寧にしっかり造ってある。
誠実なマンガ作家さんの現場のエッセイマンガ。
リアルがあるので面白い。
ただ、アナログな現場が舞台なので、
今はデジタル主流に移行していると思うので、
そういう意味では時代的に今じゃない。
けど、作家のメンタルは充分に詰まっている。
この「心の在り様」は、現場がアナログでもデジタルでも作家に必要なものと思う。
デジタルが立ち居地の人であっても、
マンガ家志望の人にはぜひ読んでいただきたい1冊である。
イカサマアシスタントへの道
志々藤からり official site





